バプテスト教会とは
バプテスト教会は、プロテスタントの一つの教派で、「バプテスト」(浸礼)主義の伝統的なキリスト教会です。17世紀のはじめイギリスで起こり、今では全世界に4200万人の信者がいます。教理的には、聖書の究極的権威・信仰者のバプテスマ・万人祭司・各個教会の自治・信教の自由(政教分離)を主張しています。
バプテスト教会の大きな特徴は、自由と平等です。牧師と信徒の間に身分的相違はなく、それぞれが協力し合って教会を形成し、その教会を通して福音を伝え、また地域社会に貢献する活動をして行くことを目指しています。そして、各個教会が協力して伝道していくために、「南部バプテスト連盟:Southern Baptist Convention」という全国組織をつくっていますが、現在アメリカ国内において約45000の教会が加盟しています。
南部バプテスト連盟は、「伝道」と「教育」に力を注いでいる教派でもあります。現在、世界宣教のために連盟の国際伝道局(International Mission Board, SBC)から153ヶ国に、約5300名の宣教師が派遣されています。また、北米宣教の働きのために北米伝道局(North American Mission Board, SBC)からアメリカとカナダの各地に、約5200名の宣教師が派遣されています。
リンク: